先輩が「やっぱり、今ってラーメンの口になってるんだよな。だから、昼はラーメンでいい?だってさ、昼ってやっぱりラーメンじゃん」って言ったら、たとえ自分の口が豚の生姜焼きであっても、ポテトとハンバーガーであっても、「いや、そうっすね。昼って言ったらラーメンですよね」なんて先輩の意見に合わせないといけない。先輩に逆らってはいけないという日本人に染みついている習慣なのか。いや、奢ってもらうから、財布の期限を損ねないように意見を合わせているだけだ。
こういうのを「忖度」というのかどうかはしらない。面倒くさいから辞書も引かない。たとえ意味が違っていても、これが忖度だと言われればすんなり受け入れてしまうくらい、限りなく忖度に近いものであることは間違いない。
面倒臭い。その場で奢ってもらうことがあったり、仕事の関係で長期的にその人の機嫌を損ねてはいけないような時にこういう「忖度」をすることもあったけど、もう面倒臭い。別にいいよ自分で払うし。別にいいよ。出世しないし。そもそも、7月時点でせっかく登っていた階段から絶妙に再度登る気が起きないくらい突き落とされてしまったので、もうどうでもいいよ。ということで今日は在宅。Web参加した全体会議でカメラオンして、コーヒーがぶ飲みしながら、ジャーキーを食ってやった。参加者も多かったので、どれくらいの頻度で他の参加者のカメラに登場したかわからないけど、とりあえず、上司から「てめーもの食いながら会議に出てんじゃねー」ってチャットが送られてきたので、少なくともその人にはバレていたのだろう。もしくは、目をつけられていたか。人が多かったからバレないと思ったんだけど。そもそも「会議の時はカメラをオフにすること」っていうルールがあるんだけど、外部から参加しているコンサル野郎と俺だけがカメラオンにしていたから、それでバレたんだと思う。外部から参加しているコンサルさんは自分の会社ロゴをバックに大体「なんかいい家住んでるな」みたいな子供の存在も感じられるフローリングの部屋を感じられるレベルの背景ぼかしでカメラオンにしている場合が多い。これはこれでとてもなく色々言いたいことがあるけど、省略。
不良になったので、当分打ち合わせは必ずカメラオンで参加しようかと思っている。でも、無視してくれる人ばっかりだと思うんだけど、中には「カメラオフのルール」を持って、本当にガチで普通に注意してくる人がいると思う。そういう人に対してどういう理由をつけて、カメラオンを続けるかが悩む。ここで無視してカメラオンにしたままにしておくと、なんか弱さを感じる。やっぱり何かしらの信念の元俺はカメラをオンにしてるんだということを言葉にしなければならない。しかも、降格されてとりあえず、反抗してやろうと思ってオンにしてます、というクソくだらない本音ではなく、最もらしいこと。例えば話すときに顔が見えないと言葉だけだと相手のいってることを間違って解釈してしまう恐れがあるので、私はカメラをオンにしてやってます、とか。新人の人に自分たちの教育をしている人間がどんな顔をしているか知ってもらう方がいいと思って、とかとか。
幼稚な反抗で不満をアピールする予定。