寝てみる夢を人に語る

夢は荒唐無稽だ。
内容は論理性を欠く。起きて覚えている内容が、果たして1から10まで全部揃っているのか分からない。

自分でも理解できないものだから、人に話しても理解してもらいない。
でも、夢は人に話したくなる。私の場合は、面白い夢を見たら人に話したくなる。

夢は脳が見せる。物事を面白く感じるのも脳の働きだ。
夢はその脳が特別に見せるとびっきり面白い、オーダーメイドの作品なのかもしれない。
脳が直接見せるというだけで、普段はヒラの店員が対応しているが、この時に限ってはその道の名人と言われるオーナがやってくれるといった感じだ。自分の思考を完璧に理解している脳が、一切の予算なしでこれでもかと楽しいモノを詰め込んでくる。
銃撃戦やカーチェイスがこれでもかと出てくるアクション映画のように、自分にとっての面白いことそれのみがひたすら出てくる。

だからこそ、人に話したくなる。「こんな面白い夢を見た」と。

夢を見ているときは全編映像なので何も考えず絵で理解する。
これを言葉、文字にするのは難しい。
話のつながりがないことに加えて、今「画面」に映っているどの部分を説明するにすればいいのかが分からない。
なんせ、「画面」全体が面白いに満ちているからだ。

聞かされる方もうんざりする。嬉々として夢の話をしようしている顔から、理解してもらえていないという顔に変わるのを見せられて、なんだかこちらが悪い気がしてくる。

夢の話をする場合は、一旦文字に起こして、これが相手に伝わるのかを考えてからにする。もしくは、覚えている要素を起きてから再構築して話すのがよかろう。

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